左右の手にそれぞれ2通りの持ち方があります。日本の伝統音楽は左手1、右手1以外を知りませんが、印度ではコレ等4つの持ち方の総てを交互に使って演奏して行きます。 |
左手1のポイントは笛の前面にあてた親指の腹の先と、歌口にあてた下唇とで笛を挟むように支えることです。次に、薬指が4孔にまっすぐに伸びて指先の腹で押さえ、小指を4孔の横にそえて笛を支えます。後の指はゆるやかに伸ばし、中指は第2関節で、人差し指は第1と第2関節の間で指孔を押さえます。 |
先ずは6孔の下を、親指と人差し指の付け根とで挟みます。そして薬指が4孔にまっすぐに伸びて腹で押さえるのが、この持ち方の中心となります。小指を4孔=薬指の横にそえて笛を支えます。中指、人差し指は指孔にそって無理なく曲げ、指先の腹で押さえます。 |
右手1のポイントは全ての指をゆるやかに伸ばすことです。まず小指で1孔のすぐ横を、親指で1~2孔間の丁度中間辺りの裏を先腹で支えます。後の3本の指もゆるやかに伸ばして人差し、薬指は第1関節のあたりで、中指は第1と第2関節の中間あたりで、指孔を軽く押さえます。 |
1、2孔間に、伸ばした薬指の第1、第2関節のあいだを置きます。その真裏に、伸ばした親指の先を置いて、親指と薬指とで笛を挟む様に支えます。小指をまっすぐに伸ばし、先腹で1孔を押さえます。後の指はゆるやかに伸ばし、人差し指は第1関節のあたり、中指は第1、第2関節の間で指孔を押さえます。 |