あなたは今、なかなか改善しないうつ病に悩まされていませんか?自分なりに努力もし、薬も飲んでいるのに症状が改善しない、そんなあなたにこそ、この記事を読んで欲しいです。うつ病は専門家の力も上手く借りることで、改善が早まります。この記事を読めばうつ病を改善する為に必要な考え方や、やるべきことが分かります。
うつ病が治らない原因は自分自身の行動や心の有り様にあります。
次に挙げるような行動や心の動きは自分で自分を苦しめ、うつ病が長引く原因になります。
・自分に劣等感を感じている
・ついつい自分を責めてしまう
・人の言葉に敏感に反応してしまう
・炭水化物メインの食事をしている
・いつも人と自分を比べて落ち込んでしまう
他人の言動に過剰に反応して落ち込むことや、食生活の乱れといった心の動きや行動は、あなたが抱える「心の痛み」からきています。ですから、根本的な症状の改善には薬だけではなく、「心の痛み」を癒すことが大切です。その為の有効な方法の1つが、カウンセリングを受けることなのです。
医師の指示通り、長年薬を飲んでいるのになかなかうつ病が改善しない方も多いでしょう。薬でうつ病が改善しない理由は、薬はあくまで、症状を抑えるだけだからです。
確かに薬で一時的にうつ病の症状は抑えられます。しかし、あなた自身の、他人を必要以上に気にし、傷つきやすい性格や考え方を変えなければ、同じ悩みでつまずき、結果、薬を飲んでもうつ病が改善されないということになります。
とはいえ、性格や考え方を自分で変えるのは難しいものです。継続的にカウンセリングを受けることによって、自分では変えにくい性格や心のわだかまりも、前向きに変えていくことができます。
うつ病の改善には、自分に起きたことの受け取り方を変えることが大切です。物事には必ず良い面と悪い面があります。ですから、悪い面ばかりに目を向けず、意識的に良い面に目を向けていきましょう。
物事をポジティブに捉えることで、本来あなたが持っている明るさや前向きさが戻り、落ち着いた気持ちで過ごせるようになります。
「類は友を呼ぶ」ということわざの通り、あなた自身が心に余裕を持つことで、周りにも心に余裕のある人達が集まってきます。思いやりに溢れた人達の中で生活をすると、あなた自身の心も穏やかになっていきます。
物事の捉え方を変え、なるべくポジティブに生きることで、おのずと、あなたを取り巻く人や環境もポジティブなものへと変わっていきます。
うつ病になるとどうしても他者の言動が気になり、自分を責め、落ち込んでしまうことも多くなります。具体的な例をあげつつ、気持ちが沈んでしまった時の対処法を説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
4-1:漠然とした不安感と負の感情から、相手の些細な言葉に敏感に反応してしまう
世の中には色んな考え、意見の人がいます。あなたとは違う考えの人もいるでしょう。相手と意見が合わず、自分の意見を否定されることがあっても、気にし過ぎないことです。意見が合わなかっただけで、あなた自身を否定されたわけではありません。
相手の意見を真に受け過ぎて、落ち込むことはありません。相手は相手、あなたはあなた、別の人間であり、異なる気持ちや考えがあるのは当然です。そう割り切って、あなたはあなた自身の気持ちや意見を大切にするようにしてください。
4-2:劣等感を強く感じてしまう
他人と自分を比べて劣等感を感じるのは、「幸せの基準」が自分ではなく他人になってしまっているからです。「幸せの基準」をあなた自身に置かないと、自分が本当に望んでいるものが見えなくなってしまいます。
華やかな生活をしている人も、その陰で絶え間ない努力をしています。あなたに同じような努力ができるでしょうか?そもそも、華やかな生活を送ることが本当にあなたの望むことでしょうか?こうして自問自答を繰り返していくことで、自分の深層心理に気づけます。
自分が本当に望むことがわかれば、他人の成功などに心を乱されて劣等感を感じることもなくなります。自分の考えや価値観をしっかり持って他者と接することで、むやみに落ち込むことがなくなります。他者の言動に傷つくことや嫉妬がなくなると、自尊心が生まれ、結果、他者も自分自身も大切にできるようになります。
ここでは、うつ病の原因になりやすい思考パーターンを変える方法を紹介します。
5-1:自分の本音に気づいてあげる
もし今あなたが「自分の本音」がわからないとしても、必ずあなたの中に本音はあります。本音がわからない理由は、あなた自身が本音を見ないようにしているからかもしれません。というのも、本音というのは下に挙げたようなネガティブな感情を含む場合が多いからです。
・実は自信がない
・実は無理だと思っている
・実はもう限界だと思っている
・実は助けて欲しいと思っている
・実は自分のことをダメだと思っている
ネガティブな感情を含め、自分の本音を受け入れることができれば、気持ちが軽くなります。そうすれば、本音から目を逸らすことに割いていたエネルギーを自分自身の成長に使うことができるようになるでしょう。
5-2:ひとりで頑張ろうとしない
なかなかうつ病が改善しないのであれば思い切ってカウンセリングを受けてみましょう。
・薬でなんとかなるだろう
・自分の力でもう少し頑張ってみよう
ついそう思ってしまいがちですが、これこそがうつ病が長引く原因のひとつなのです。皮肉なことにあなたの「頑張り」があなたのうつ病を長引かせている可能性があります。自分で自分の心のケアを行うとどうしても客観性が失われます。
また、自分の経験だけで解決しようする為、時間ばかりかかってしまうことが多いです。うつ病とはひとりで改善するものではなく、専門家と力を合わせて改善していくものです。今までひとりで頑張ってきて改善しないのであれば、カウンセリングを受けてみてください。
5-3:カウンセリングルームに行ってみる
うつ病を改善するには自分の深層心理や本音と向き合うことが必要だと述べました。その為には落ち着いて自分の気持ちや本音を話せる環境が必要です。
心の専門家であるカウンセラーがいるカウンセリングルームは、自分の気持ちや本音を話すには最適の環境です。改善しないうつ病に悩んでいるなら、まずはカウンセリングルームを訪れてみてください。それがうつ病を改善する第一歩です。
うつ病はあなたひとりの頑張りや薬だけではなかなか改善しません。それはもう、あなたもわかっているはずです。
人生の時間は有限です。自分でなんとかしようとして、これ以上、あなたの大切な時間を費やすのはやめにしませんか?
心が弱っている時は、どうか人を頼ってください。それだけで解決することが沢山あります。ひとりで抱えきれない心の苦しみを共に受け止め解決に向かう、その為にカウンセラーがいて、カウンセリングがあるのです。あなたが一刻も早くあなたらしい人生を過ごせるようになるために、勇気を持ってカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
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